-地域力創造-
伊勢谷友介 地域力創造アドバイザーに認定

2014年4月、伊勢谷友介が、「黒磯駅前活性化懇談会委員」として協働させて頂いてきた栃木県那須塩原市より、総務省「地域力創造アドバイザー」に登録されました。

REBIRTH PROJECTは黒磯駅活性化懇談会において、黒磯駅前再開発を足掛かりとした那須塩原市の定住自立圏構想を推進しています。




このプロジェクトに携わるにあたって、REBIRTH PROJECTのメンバーは当構想の中心的役割を担う渡部泰之副市長と共に、黒磯駅周辺を何度も実地調査をし、この地域が抱える課題、そしてこの地域が持つ可能性について考察と議論を重ねてきました。

 

また、東京から鉄道で1時間という関東圏の各地域が、実は画一的な課題を抱えていることに着目し、私たちは今後那須塩原市をモデルに関東圏における新たな地域づくりに取り組みたいと考えています。

 

那須塩原市にはこれまで何度か再開発の構想が立ち上がり、成立できなかった経緯があります。

そして、ここには明治以降に短期間に醸成されたの「那須の原」高原避暑地文化があります。

そこには、独自のアプローチで文化や産業を生み出した人たちが存在していますが、それらが点在していて繋がっていなく、また個々の影響力が強すぎることで、新しい人がその領域に踏み込みづらくなっていました。


そういった背景がある中で、私たちは那須塩原市の街づくりについて、これまでの経験を基に「コミュニケーションデザイン(ソフト事業)」と「フィジカルデザイン(ハード事業)」と区分けをし、常に並行させ、クロスオーバさせるスキームを構築しようと試みました。

 

それは、ワークショップからICT活用にいたる市民参画の流れと、黒磯駅から那須高原に広がるランドスケープ、街に暮らす人、訪れる人のヒューマンスケールを意識した都市デザインの2つの流れがあります。



今後、私たちは前述の「黒磯駅前活性化懇談会」さらに、ふるさと財団「まちなか再生支援事業」などの事業を活用し、「地域おこし協力隊」とも協働しながら地元市民との繋がりを構築すること、そして市民にとって必要な街づくりを市民主体で行える準備を行いたいと考えています。



■ information
栃木県那須塩原市 www.city.nasushiobara.lg.jp
総務省「地域人材ネット」 www.soumu.go.jp/ganbaru/jinzai

 

■ member

プロジェクトデイレクター/フィジカルデザインディレクター:村松一
コミュニケーションデザインディレクター:上保大輔
地域再生プロデューサー:東大史